Essay:Why I enrolled on a cookery & patisserie course now(和訳付)

今回は、10年前に書いた英語エッセー「Why I enrolled on a cookery & patisserie course now.(なぜ、今、シェフ・パティシエ養成コースに入学したのか)」をご紹介します。

Rangitoto Island(ランギトト島), Auckland, New Zealand

これは、以下のブログでご紹介したように、ニュージーランドの就学ビザがなかなか下りなかった時、私が、ニュージーランド移民局(シドニー支部)へ送った手紙です。専門学校へ入学する際も、志望理由として、同様な手紙を書きました。

[参考ブログ]True-Story:予想外に難航したシェフ・パティシエ海外留学のビザ申請

この時、大いなる存在が、私の決意の固さを確認したのだと思います。その証拠に、この手紙を送った直後、就学ビザが下りました。とても長く、遠回りのような人生にも思えましたが、やっと自分の番が回ってきたような気がしました。

同じことをやるとしても、「自己犠牲」の気持ちでは、長続きしないことは骨身に染みました。これは我慢している状況ですから、決して、己を幸せにはできません。だから、大いなる存在が、止めに入るのですね。一方、自他共に喜び満たされることで、大いなる存在も喜ぶだろうと思うことには、追い風が吹くものだと実感しています。


この後も、下積みのような生活が続きます。このまま、日の目を見ることもなく、人生を終えてしまうのかと落ち込むこともありました。でも、今世の自分の人生は、他者に認めてもらうためではなく、己の魂が望んだ体験を刻むためにあるのだと前向きに考えるようになりました。

今回のブログは、以下のブログと同様に、大いなる存在から、私が初心を忘れないために、ここに掲載するように言われたように感じて、そのようにしました。

・参考ブログ:英語エッセー・My wife is most important in all over the world for me(和訳付)


Why I enrolled on a cookery & patisserie course now

I am going to study a cookery & patisserie course in Auckland, which starts at the end of November 2012. I am writing about why I enrolled in this now. When I was a teenager, I was really interested in cooking dishes and making desserts. However, after leaving high school, I had only a few times to cook until I lived with my wife.

(私は、2012年11月末から始まる、オークランドにおけるシェフ・パティシエ養成コースで学びます。なぜ、今、入学するのかについて書きます。10代の頃、料理やデザートを作ることにとても興味を持っていました。しかし、高校卒業後、家内と一緒に暮らすまでは、たまにしか料理しませんでした。)*:本コースは2013年1月から始まりましたが、予備コースは2012月11月末から始まりました。

My wife was studying in a nursing course in Australia when we married. So, I decided to be a house husband to support her. My wife likes Japanese dishes, which I have rarely cooked before, so I have cooked these since.

(結婚した時、家内はオーストラリアに看護留学していました。彼女を助けるため、主夫となることを決めました。家内は、日本食が好きでしたが、それまで、私はあまり作ったことはありませんでした。それ以降、日本食を作るようになりました。)

Now, I have been in Australia for more than four years, I have a lot of experience in cooking. Sometime her friends come to our home to enjoy my dishes. Then I realized that it makes me happy when people enjoy my dishes.

(現在、オーストラリアで暮らして4年以上経ちますが、料理の経験をたくさん積みました。時々、家内の友人達が、我が家へ来て、私の料理を堪能してくれました。そして、人々が私の料理を堪能する姿が、自分を幸せにすることに気づきました。)

Finally, my wife became a registered nurse in Australia and New Zealand also. Unfortunately, it is still hard to apply for an Australian permanent residence for us. However, living outside of Japan is one of my dreams, which I have had for more than 20 years. So, I did not want to give up.

(ついに、家内は、オーストラリアだけでなく、ニュージーランドの登録看護師になりました。残念ながら、我々にとって、オーストラリアの永住権を申請することは依然として困難でした。しかしながら、海外で生活することは、20年以上も前からの私の夢1つでした。だから、諦めたくありませんでした。)

Accidentally, I found “Chef” on the list of long-term skill shortage in New Zealand. After finishing the course, if I get a job offer and IELTS score more than 6.5, I can apply for a New Zealand permanent residence. I have been there twice. There is a lot of green, fresh seafood and magnificent scenery.

(偶然にも、ニュージーランドの長期不足業種の一覧にシェフがあることを見つけました。このコース修了後、もしも、仕事の内定を得て、アイエルツのスコアを6.5以上取得すれば、私はニュージーランドの永住権を申請できます。ニュージーランドへは2回行ったことがあります。緑豊かで、新鮮な魚介類と壮大な景色があります。)

And then this reminded me that my dream was not only living abroad but also working in hospitality, which I had when I was a teenager. If I had studied a cookery course just after leaving high school, I would have been a master chef. However, I studied and worked as a town & regional planner, scuba diving instructor and a healing therapist for 30 years. I think all of those make people happy. There was not a waste of time.

(そして、これは、私が10代の頃に持っていた夢は、海外で暮らすだけでなく、飲食業界で働くことだったことを思い起こさせてくれました。もし、高校卒業後、料理を学んでいたら、熟練シェフになっていたでしょう。しかしながら、この30年間、私は、都市及び地方計画やスクバーダイビングインストラクター、そして、ヒーリング施術師として学び、働きました。これら全ては、人々幸せにすることだと思います。無駄な時間は何もありませんでした。)

In conclusion, after finishing the course, I will find a full-time job as a chef in New Zealand. In the future, I would like to produce healing dishes and desserts using fresh local products, which make people happy. It might not be the easiest way for me, but I have heard that the dreams never end if you never give up. So, I will keep going until my life will end.

(最後になりますが、このコースを修了後、ニュージーランドでフルタイムのシェフの仕事を探します。将来、新鮮な地元の食材を使って、人々を喜び満たす、癒しの料理とデザートを作りたいです。決して、それは私にとって容易なことではないかもしれません。しかし、夢は諦めなければ、決して、終わらないと聞いたことがあります。だから、今世が終わるまで、やり続けるだけです。)


今回は、10年前に書いた英語エッセー「Why I enrolled on a cookery & patisserie course now.(なぜ、今、シェフ・パティシエ養成コースに入学したのか)」をご紹介しました。

今回も最後までご覧いただきありがとうございます。

Tadashi

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