
小麦粉トルティーヤ:照り焼きジャックフルーツ(両端)&ヒヨコ豆タコス(中央)
プロのヒーラーシェフ兼パティシエが、小麦粉と水だけで簡単な小麦粉トルティーヤ(Tortilla)の作り方、「粉もの」の秘訣などをご紹介します。フライパンで焼く平たいパン(Flat Bread)で、1人分から作れるので、一人暮らしにも最適です。これなら、いつでも気軽に、ご自宅で体心魂に優しい焼きたてトルティーヤ(Tortilla)でタコス(Taco)などを楽しめるようになります。また、カレーの付け合わせにも最適です。

左の写真ように具材を包める大きなトルティーヤ(Tortilla)を作るのは、コツがいるため、今回は、包む必要がなく、成形しやすい小さめサイズの作り方をご紹介します。
なお、左の写真は、小麦粉にふすま(Bran)を混ぜています。
平たいパン(Flat Bread)の種類
平たいパン(Flat Bread)には以下の2種類があります。イースト菌・膨らまし粉を使うもの、イースト菌・膨らまし粉を使わないものです。今回、ご紹介するトルティーヤ(Tortilla)は、後者の方です。
なお、トルティーヤ(Tortilla)は、小麦粉を使うものと、とうもろこし粉を使うもの2種類ありますが、前者の方が簡単に作ることができます。
- イースト菌などを使用:ターキッシュブレット(Turkish Bread)、ナン(Naan)、ピタ(Pita)等
- イースト菌などを不使用:トルティーヤ(Tortilla)、ロティ(Roti) 等



[参考ブログ]
How-To:簡単パンの作り方 / 手ごね不要
Tips:「粉もの」の秘訣
以下の2点を知っていると、自家製「粉もの」が素早くとても簡単に出来上がります。また、失敗することが少なくなります。
お米用計量カップの活用

- お米用カップ1杯が小麦粉約100gです(米粉などは異なります)。
- 左の写真は、カップに水を入れて、50mlと100mlに油性マーカーで印を付け、上から透明テープを貼っています。これで洗っても文字が消えません。
- 実習の時、これで時短しました。
「粉もの」の基本配合比
- 「粉もの」の基本分量(1人分)は「粉100g・水分50ml」です。
- 上記のカップさえあれば、秤がなくても、何処へ行こうが、トルティーヤ(Tortilla)だけでなく、パスタ(pasta)、うどん、餃子やラビオリ(Ravioli)の皮など、いつでも気軽に自家製を楽しめるようになります。
- パスタ(pasta)やラビオリ(Ravioli)は、水の代わりに卵黄を使います。しかし、卵の個体差があるので、不足する場合は水で調整します。当初、この「事実」に気づかず、上手くパスタ生地は仕上がらなかった失敗体験があります。
- 一人分には、最適です。大量に作る場合は、秤などを使った方が早いです。
- 使う小麦粉の配合比は、作るものによって微妙に異なります。
簡単トルティーヤ(Tortilla)の作り方
以下に、簡単トルティーヤ(Tortilla)の材料及び作り方をご紹介します。小麦粉100gで、約160gのトルティーヤ(Tortilla)生地が仕上がり、一枚50gで3枚のトルティーヤ(Tortilla)になります。丁度、1人分に最適です。
簡単トルティーヤ(Tortilla)の材料
以下に、簡単トルティーヤ(Tortilla)の材料をご紹介します。今回のように「小さいトルティーヤ(Tortilla)」を作る場合は、薄力粉(Plain or Standard Flour)でも代用可能です。しかし、「大きいトルティーヤ(Tortilla)」を作る場合は、薄く伸ばす必要があるので、強力粉(Strong Flour)が必要です。
○強力粉(Strong Flour):100g(お米用カップ1杯,180ml)
○海塩:1つまみ
○米ぬか油又はエキストラバージンオリーブ油:大さじ1杯
○ぬるま湯:50ml
簡単トルティーヤ(Tortilla)の手順
以下に、簡単トルティーヤ(Tortilla)の手順をご紹介します。長い手順のように見えますが、1つ1つの手順を確実に行えば、イースト菌を使わないので、誰でも簡単に作れるようになります。
なぜなら、以前に勤めていたカフェでは、市販のトルティーヤ(Tortilla)を使っていましたから、私自身が作った頻度は、シェフ・パティシエ養成コースの授業と自宅用だけです。

- 大きめのボウルに水以外の材料を入れる。

- ボウルの中心から、小麦粉と油を練り上げていく。

- 徐々に水を注ぎながら、スムースになるように練り上げていく。

- 全部の水を注いだら、ボウルの周辺に残っている小麦粉も含めて、トルティーヤ(Tortilla)生地を1つにまとめる。

- よく手洗いして清潔な両手を使って、トルティーヤ(Tortilla)生地が均等になるように軽く捏ねる。
- 脂分が入っているので、適切な水分量なら、べたつくことも、パサパサすることもなく、丁度よい仕上がりとなる。

- トルティーヤ(Tortilla)生地を食品ラップで覆い、常温で30分以上、休ませる。

- トルティーヤ(Tortilla)生地を3等分(約@50g×3個)し、手のひらを使ってボール状に丸める。

- のし台または乾いたまな板の上に軽く打ち粉をして、その中心にトルティーヤ(Tortilla)生地を置く。
- 手のひらで、軽くティーヤ(Tortilla)生地の上部を叩き、円形状に伸ばす。

- ティーヤ(Tortilla)生地の表面に軽く打ち粉をして、麺棒で平べったくのしていく。
- 片手でティーヤ(Tortilla)生地を少し回転させては、麺棒を上下に動かす動作を繰り返しながら、直径12~13cm程度の円盤状に成形する。

- 直径12~13cm程度の円盤状に成形されたティーヤ(Tortilla)生地に軽くうち粉をしておく。

- フライパンを中~強で加熱する。
- よく熱せられたフライパンの中央に成形されたティーヤ(Tortilla)生地を乗せて片面を焼く。
- 加熱されると、成形されたティーヤ(Tortilla)生地が部分的に膨らむ。
- 2枚目以降の方が綺麗に焼ける。

- 成形されたティーヤ(Tortilla)生地が片面に焼き色が付いたら、裏返して、もう片方も同様に色が付くまで焼く。
- 軽く指先でティーヤ(Tortilla)生地に触れて、回転させながら焼くと、均等な焼き色がつく。

- 焼き上がったティーヤ(Tortilla)生地は、綺麗な皿の上に重ねる。
- 上から食用ラップか濡れフキンをかけておくと、乾燥防止となり、ティーヤ(Tortilla)生地のひび割れを防げる。
- 再加熱する際は、よく熱したフライパンの上に30秒ほど乗せる。
まとめ
プロのヒーラーシェフ兼パティシエが、小麦粉と水だけで簡単な小麦粉トルティーヤ(Tortilla)の作り方、「粉もの」の秘訣などをご紹介しました。フライパンで焼く平たいパン(Flat Bread)で、1人分から作れるので、一人暮らしにも最適です。これで、いつでも気軽に、ご自宅で体心魂に優しい焼きたてトルティーヤ(Tortilla)でタコス(Taco)などを楽しめるようになりますね。
今回も最後までご覧いただきありがとうございます。
Tadashi