
プロのヒーラー兼パティシエが、オーブンで焼く、身体に優しくヘルシーな自家製エビ煎餅(Homemade Oven-baked Shrimp Rice Cracker)の簡単レシピをご紹介します。 海外在住者必見で、これを知ったら、米粉とエビが手に入る場所なら、どこでも身体に優しいヘルシーな和風おやつが楽しめるようになります。
はじめに
日本で暮らしていた頃は、自家製煎餅を食べるという発想はありませんでした。海外体験のある方なら、同感していただけると思いますが、海外で暮らしていると、無性に煎餅が恋しくなる時があります。
最近は、スーパーのアジア系食材コーナーでも販売されていますが、なかなか、気軽に買える値段ではなかったりします。しかも、いい気になってスナック菓子を食べていると、ブログ記事「True Story:花粉症が再発し、薬なしで治った体験談」でご紹介したように、突然、花粉症が再発したりもします。
米粉と乾燥エビがあれば、オーブンで簡単にヘルシーなエビ煎餅が作れます。1つだけ欠点があります。それは、美味しすぎて、折角つくったのに、一人で一気に食べてしまうことです。まさしく、かつての某テレビコマーシャル「♪やめられない、とまらない・・・♪」のようです。
乾燥エビは、アジア系の食材店で売られていますが、エビの殻で自作することができます。殻付きのエビを食べた後、殻を捨てずに冷凍保存し、たまったら、オーブンで、カリカリになるまで焼いて、フードプロセッサーなどで砕くだけです。
エビの殻まで食べたら、ブログ記事「Info:丸ごとの旬の地場産食材は身体・財布・地球環境に優しい!」でご紹介したように一物全体(いちぶつぜんたい)です。更に地場産のエビだったら、身土不二(しんどふに)で、まさしく身体・財布・地球環境に優しいおやつと言えますね。
エビ煎餅のレシピ
[エビ煎餅の材料(約26枚分)]
○米粉(Rice Flour):360ml・お米用カップ(180ml)2杯分
○乾燥小えび:大さじ3杯
○あおさ:大さじ1杯
○海塩:小さじ1杯
○米ぬか油:大さじ3杯
○水:約200ml程度
- 米ぬか油を使う理由は、ブログ生地「How to:賢い脂分の摂取方法+なぜ揚げ物は身体に良くない?」をご参照ください。
[エビ煎餅の手順]

- オーブンを160℃に余熱する。
- オーブン皿にオーブンシートを敷く。
- ボウルにドライ材料を入れて、均一に混ぜ合わせた後、中央部に油を加え、中心から混ぜ合わせる。

- 水を徐々に加えて、混ぜ合わせる。

- 水の量は、生地のまとまり具合で加減する。

- 大さじ1杯分の生地をすくいとり、手のひらで球形に丸める。
- オーブンシートの上に乗せ、指先で叩きながら、薄く円盤状に引き伸ばす。

- 160℃のオーブンで約10分焼く。
- 生地の表面が乾いていたら、裏返し、更に約5分、または、中まで加熱されるまで焼く。
- 焼き上がったら、ワイヤーラックの上であら熱を取る。
[エビ煎餅のポイント]
- 通常、小麦粉を使う菓子作りの際は、捏ねすぎに注意しますが、米粉にはグルテンが含まれていないため、捏ねすぎの心配がありません。
- 生地に油が入っているので、オーブンシートに付かず、かつ、油で揚げなくても、パリパリ感が出ます。
- 焼き上がりはパリパリしなくても、冷めるとパリパリします。
- 塩分を気にされる方は、生地に海塩を加えず、成形した生地の上から振りかけるようにすると、食べた時、直接、塩が舌に触れるため、少量の塩でも美味しく食べられます。
- 保存する場合は、シリカゲルを入れた密閉容器で常温保存することをお勧めします。
プレーンにすればアンティパスト用にも
なお、プレーンのライスクラッカーにすれば、Antipasto(アンティパスト)やディップなどに添えるウォータークラッカーとしても使えます。
まとめ
プロのヒーラーシェフ兼パティシエが、海外在住者必見、オーブンで焼く、身体に優しくヘルシーな自家製エビ煎餅(Oven baked Shrimp Rice Cracker)の簡単レシピをご紹介しました。 海外在住者必見で、これを知ったら、米粉とエビが手に入る場所なら、どこでも身体に優しいヘルシーな和風おやつが楽しめるようになります。
今回も最後までご覧いただきありがとうございます。
Tadashi