今回は、⼤いなる存在に守られていると思わざるを得ない経験(3回シリーズ)の最終回として、長距離バスの衝突事故で、無傷ながらも、霊体からの影響を受け、最終的に大いなる存在に守られていると痛感した実体験をご紹介します。
通常、霊的な影響は肉眼では見えませんから、信じない方も少なくないでしょうね。しかし、自己体験を通じて、エネルギー(氣)は見えないからこそ、気をつけなければならないことを学びました。
「霊体」と聞くと、誰でも驚くと思います。しかし、肉体を纏っているか、そうでないかだけの違いで、魂には変わりありません。そして、その魂の中には大いなる存在が内在しているのですから、何も怖がる必要はないのですね。
肉体を纏っていれば「人」として認識できます。一方、肉体を纏っていなければ、肉眼では認識できません。だから、自分の肉体に入り込んでも、全く分からないのですね。もし、「何か変だ」と感じて、西洋医学の医師に診て貰っても、原因不明でしょう。
⻑距離バスで交通事故に遭っても、⼤した怪我もなく「めでたしめでたし」では、終わらなかったのです。目には⾒えない事柄から、⼈々は多⼤な影響を受けていることを知ることができました。
⻑距離バスでの交通事故に遭った後、⼤した怪我はなくても、何か違和感を覚えるようになりました。交通事故の衝撃で、オーラが歪むと聞いたことがあったので、⾼江洲薫先⽣から教わった、⾃分のオーラを整えるエネルギーワークを⾏いました。
それにより、オーラが波打つような感覚は解消しましたが、胃に違和感が残りました。最初は、昼⾷にフィッシュ&チップス(結構、⼤盛りでした)を⾷べたため、それが胃もたれしているからだと思っていました。
その頃、仕事による過労で胃の調子が悪く、少しスパイシーな⾷べ物でも胃痛がしていたので、特に気にとめませんでした。通常、乗り物酔いすることは希ですが、帰路の⾞中、⾞酔いが酷くて⼾惑いました。これも、疲れているからだと思っていました。
それから数⽇後、私の胃から背中にかけて、霊体が⼊っていることを知らされました。⾼江洲薫先⽣のお話によると、その霊体のお方は、生前、ニュージーランド⼈の男性(⾼江洲薫先⽣は、その⽅のお名前まで教えてくださいました)で、奥様と死別された後、寂しい思いで、ご⾃⾝は胃ガンを患い亡くなられたそうです。
獣医師の高江洲薫先生は、ヒーリングや過去世リーディング、アニマルコミュニケーションなどだけでなく、全ての意識体と対話ができます。当然、霊体とも対話できます。また、透視能力者でもあるので、電話やネットの画面を通じても、その方のエネルギー(氣)の状態を透視できます。
我々も、今世の体験を終え、肉体から離れたら、霊体になります。肉体があるから、この世と呼ばれる3次元で、様々な体験できるのですね。この肉体は、自分で作ったわけでもなく、買ったわけでもありません。
2018年に他界された俳優の樹⽊希林さんは、生前、ガンを患ったことで、肉体は期限付きで無償貸与されていることをご存じだったようです。同年5月、共同通信社が生前の彼女へ取材した内容が、JAPAN TODAYに英文で掲載(2018年6⽉30⽇午前7時24分)されていましたので、その一部を抜粋してご紹介します。
An important lesson cancer has taught me is that my physical body is actually not mine. I’ve been allowed to use this temporary earth suit.
When I purchase property, I may be the registered land owner, but that piece of land belongs to the earth.
If these things don’t belong to me, I should handle them with care and return them in good condition. ・・・”
以上の英文は、JAPAN TODAY(2018年6⽉30⽇午前7時24分)に掲載されていた記事から一部引⽤
- なお、以下の意訳は、上記の英語原文が意図する記述しましたが、誤訳もあり得ますので、ご承知の上ご参照ください。
<意訳>
ガンを患って教えられた重要な教訓は、私の⾁体は私のものではないことです。これは、⼀時的な⾁体として使うことを許されているだけです。
私が不動産を買えば、所有者として登記するかもしれませんが、その⼟地は地球のものです。
もし、これらのものが私の所有物でなければ、私は注意して扱い、そして、良い状態で戻すべきです。
それから、同じ記事の冒頭で、孤独に関する返答も掲載されていました。現在の私自身、晩年の彼女と似たような状況が続いているので、彼女の言葉の重みを感じました。
Am I lonely?
Not at all. Loneliness is an emotion you can feel even if you’re
以上の英文は、JAPAN TODAY(2018年6⽉30⽇午前7時24分)に掲載されていた記事から一部引⽤
surrounded by people. Alone does not equal lonely.”
- なお、以下の意訳は、上記の英語原文が意図する記述しましたが、誤訳もあり得ますので、ご承知の上ご参照ください。
<意訳>
私が孤独かって︖
とんでもない。孤独とは、⼈々に囲まれているにも拘わらず、感じる感情の1つ。ただひとりは、孤独とは同じではありません。
話を戻しますが、たまたま、同じバスに乗り合わせた別の⽅の肉体に付いていた霊体が、交通事故の衝撃により、不可抗力で、私の⽅に来てしまったようです。目には見えない、「摩訶不思議」の世界です。
その男性だった⽅は、生前、クリスチャンだそうで、⾼江洲薫先⽣が、その⽅に、天国へ戻られるように伝えてくださいました。そして、その⽅は、とても素直な⽅だそうで、その通りに戻られたそうです。
⾼江洲薫先⽣は、通話だけで、以上のことを透視し、私の肉体に入り込んでいた霊体と対話し、的確に対処してくださいました。とてもありがたいことだと思ったら、その後、号泣してしまいました。自分には見えないし、どうしようもないことでしたから。
もし、そのまま知らなかったら、私自身も胃ガンを患っていたかもしれません。いくら、栄養バランスの良い食事と適度な運動を心がけても、このような霊的な影響は防げません。どんなに精巧な検査機器でも、現在の技術では、霊体までは写りませんから、「原因不明」と診断されてしまうのでしょう。
その後、鏡に⾃分の映すと「以前の⾃分の顔」に戻っていました。通常、霊体が付くと、顔つきが変わり、体臭が変わるそうです。でも、自分では気づかないのですね。「疲れ(つかれ)」だけでなく、「(霊体に)付かれ(つかれ)」ていたとは、夢にも思いませんでした。
⼤いなる存在は、真の愛(無条件の愛)が具現化したもので、全ての魂に内在しているそうです。⼤いなる存在が、⾼江洲薫先⽣を通じて、私を助けてくださったのだと思いました。
今回の体験は、目には⾒えない存在があることを、私に再確認させるためだったように感じます。⼤いなる存在からの守りを完全に受け取れる秘訣が、徐々に分かってきたように思います。
その秘訣とは、どのような状況でも、慈愛と感謝の気持ちを保てるかどうかかもしれません。一方、不平不満、嫉み、怒りなどのネガティブな感情は、彷徨っている霊体の波動と共鳴して、引き寄せてしまうようです。
人間でいる限り、完璧はあり得ないそうですから、「出来る、出来ない」ではなく、諦めないで自助努力し続けることですね。なぜなら、今世を終えた時、己の魂が自答することはただ1つだそうです。
それは、最後まで諦めないで、置かれた状況で最善を尽くしたかどうかだそうです。お陰様で、今世の私は、両親2人から意思の強さを受け継ぎました。悪く言えば、「頑固」ですが、長所と短所は表裏一体で、見る視点によって変わるだけです。
サティヤサイオーガニゼーションジャパンからメールで送られてくる2018年7⽉22⽇の「今⽇の御⾔葉」は、以下の通りでした。
(※現在、日本以外からサティヤサイオーガニゼーションジャパンのサイトへのアクセスは制限されているようです)
⼤いなる存在は、我々が「悲しみ」と「幸せ」と呼ぶものの間に相違を⾒ないのですね。これは、ただ、自分が望まないことを「悲しみ」、望むことを「幸せ」と区分しているだけだからですね。
なかなか、表面意識が望まないことまで、「⾃分のためにある」と考えることは、容易ではありませんが、少しでも近づけるように、大いなる存在に祈りたいと思います。到底、自力では困難が伴いますから。
(以下、転写)
今⽇の御⾔葉 2018年7⽉22⽇
何であれあなたが⾒て、聞いて、経験するものは、すべて⼈類の安寧のためです。
⼀部の⼈々は、神がもめごとと悲しみを与えたと⽂句を⾔います。
けれども神は、あなたが悲しみや幸せと呼ぶものの間に相違を⾒ません。
⼈はいつでも、悲しみであれ、幸せであれ、すべては⾃分のためと考えるべきだと、私は繰り返し強調してきました。
この真理を実感することができないために、⼈はあらゆる類の⾟苦を経験するのです。
⼈は、神の創造物の基底にある真理を認識しようと努めなければなりません。
― サティヤサイババ
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発⾏︓平成30年7⽉22⽇(⽇)
編集︓サティヤサイ出版協会
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今回は、⼤いなる存在に守られていると思わざるを得ない実体験を3回シリーズの最終回として、長距離バスの衝突事故で、無傷ながらも、霊体の影響を受け、最終的に大いなる存在に守られていると痛感した実体験をご紹介しました。
今回も最後までご覧いただきありがとうございます。
Tadashi