水族館でダイビング

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水族館の大水槽なら、屋内プールの中に水中生物がいるのと同じです。季節や天候に左右されず、水中生物と一緒に水中浮遊が楽しめます。実際の海の中で、サメ遭遇するよりも、安心です。なぜなら、水槽の中のサメは、餌を与えられているので、同じ水槽の魚さえも食べたりしないからです。

オーストラリアで暮らしていた頃、日本から来られたゲストの方を近所の水族館が提供していたサメの水槽でのダイビングに同行したことがありました。

場所は、Sunshine Coast(サンシャイン・コースト)のMooloolaba(マルーラバー)にある Under water world(アンダー・ウォーター・ワールド)という水族館です。そこでは、サメの水槽に潜る Shark Dive(シャーク・ダイブ)というものがありました。

当時、お二人ともスクーバ・ダイビングは初体験だったので、前日に、スクーバ・ダイビングの決まり事など、実際にダイビング器材を使いながら、簡単にレクチャーさせて頂きました。

当日、記入書式や事前のプール講習も全て英語のため(認定ダーバーの方は事前の講習は不要)、ダイビング・インストラクターの私が通訳することを了解してもらいました。集合時間までの間、参加者は無料で水族館に入れ、同行者には割引がありました。

まず、ウエット・スーツを着て、器材を背負い、水深2mの練習用プールで、水中での呼吸方法などを練習します。プールで圧縮空気を吸うだけで、皆さん興奮気味でした。それだけでも、普段にはない経験ですからね。

その水族館の大水槽の中にチューブ・トンネルが一周していて、自動コンベアの上に乗っていると、歩かずに水槽を一周することができました。たくさんの群れを見ながら、私の大好きなエージン・コートの海を思い出していました。

程なくして、シャーク・ダイブが始まりました。 魚たちを傷つけないため、手で魚に触れてはいけないことになっています。そのため、フィンは履かず、タンクを背負ってレギュレーターから圧縮の空気を吸いながら、水深2mの水槽の底を歩くだけです。しかし、まわりをサメなどがウヨウヨ泳ぐ様子に、一般の入場者達は「格好いい!」と言葉をもらしていました。 

これを見ながら、いつか、小さくてもいいから水深2mのプールを所有して、季節や天候に左右されずに、多くの方に水中浮遊の楽しみを提供できたら楽しいだろうなと思いました。水中は浮力がありますから、心肺機能に支障がなく、自力での呼吸ができる方なら、身体が不自由な方でも楽しめます。