Recipe:スイートマフィン

トップ > 体心魂に優しいカフェレシピ > カフェベーキングレシピ > スイートマフィン


Recipe:スイートマフィン

ミックスベリーとクリームチーズのマフィンのレシピです。甘さ控えめ、外はカリカリ、中はふわふわです。勤務先のカフェのレシピは、とても甘すぎたので、黄金の焼き色が付く範囲(砂糖がカラメルになる科学作用 で焼き色が付くため)で、試行錯誤で調整しました。外はカリカリで、中はふわふわの食 感です(ポソポソするマフィンが少なくありませんが)。

また、単調な食感にならないように、トッピングも工夫しています。実は、甘くない「Savoury Muffin(惣菜マフィン)」も作っていました。基本的レシピは同じで、砂糖を省略して、塩分を増やし、野菜やチーズなどを入れ、トッピングを変えるだけですが、別の機会にでもご紹介します。砂糖が入らないので、甘いマフィンより黄金色の焼き色は付きにくくなります。

とても大きいマフィンなので、カフェでは、朝食や昼食の代わりにマフィンを食べる方もいっしゃいました。また、朝早いうちに完売してしまうことが多く、大口で予約注文を受けることもありました。たかが、マフィン、されどマフィン。マフィン専門店もあります。

とてもシンプルな手順なので、マフィン型さえあれば、他のケーキよりも容易につくれます。全部食べずに、保存したい場合は、あら熱が取れたら、完全に冷める前に、1つ1つを食用ラップで包みます(マフィンの水分が飛んで、パサつくのを防止)。完全に冷めたら、冷凍庫で保存すると長持ちします。

食べる時は、冷蔵庫で自然解凍させます。解凍後は、そのまま食べられますが、ナイフで縦半分に切って、180度のオーブンで温めると、更に美味しくなります。電子レンジは、表面のカリカリの食感がなくなるのでお勧めしません。

[材料(6個分)]
<ドライミックス材料>

○薄力粉:2カップ(500ml)
○ベーキングパウダー:小さじ2杯(10ml)
○海塩:ひとつまみ
○グラニュー糖:1/3カップ(85ml)
 ※ヴィーガン用は、甜菜糖などで代用可
○三温糖:1/3カップ(85ml)
 ※ヴィーガン用は、甜菜糖などで代用可
○シナモンパウダー:小さじ1/2 (2.5ml)
 ※チョコマフィンにしたい場合は、
  薄力粉:1カップ+3/4カップ、無糖ココア:1/4カップ(オランダ製ココアがお勧め)

<ウエットミックス材料>※合計で520gがお勧め
○卵:2個(110g)
 ※ベジタリアン及びヴィーガン用は、ヒヨコ豆粉:大さじ4杯と水:大さじ4杯で代用可
○米ぬか油:1カップ(250ml)
○牛乳:1カップ(250ml)
 ※ベジタリアン及びヴィーガン用は、お好みの無糖オーツミルクや無糖豆乳等で代用可
○バニラエッセンス:小さじ1/2 (2.5ml)

<トッピング>
○冷凍ミックスベリー:適量
○クリームチーズ(小さじ1杯/個)
 ※ベジタリアン及びヴィーガン用は、植物性で代用可
○細断ココナッツ:適量
○刻みアーモンド:適量(スライスより刻みの方が食感がよい)
○粉砂糖:適量(焼き上がりの飾り用)

[器材]
マフィン型(6個用)、マフィンラップ(6枚)、ボウル(2つ)、泡立て器、ゴムベラ、計量カップ、計量スプーン、はかり、スプレー式食用油、スープスプーン、ティースプーン 等

[手順]

  1. オーブンを180度で余熱しておく。ドライミックス材料をボウルに入れ、泡立て器で均一に混ぜる(薄力粉や砂糖にダマがある場合は、ふるいにかける)。別のボウルに、ウエットミックス材料を入れ、泡立て器で混ぜる(卵、油、牛乳の順に入れながら混ぜると、分離しにくい)。
  2. ドライミックスの材料が入ったボウルにウエットミックスの材料を流し入れ、ゴムベラで、底からすくい上げ左右に振る動作を繰り返しながら、混ぜ合わせる(混ぜ過ぎない)。
  3. マフィン型にマフィンラップを敷いておく(直接、生地を入れる場合は、油をスプレーしておく)。スープスプーンなどで、生地をマフィン型へ均等に入れる(中央部がこんもりと山になるように)
  4. 2つのティースプーンを使って、クリームチーズを、ラグビーボール状にすくい上げ、生地の中央に乗せる。冷凍のミックスベリーをのせる。お好みで、シナモンパウダーを振りかける。アーモンドとココナツを振りかける。
  5. 180度のオーブンに入れ、約30分焼き上げる(オーブンによって、熱の周りが違うので、途中で、前後入れ替えた方がよい)。焼きすぎ防止のため、少なめの時間に設定し、竹串を刺して、先端に何も付かなければ焼き上がり。マフィンラップを使わない場合は、あら熱が取れてから、マフィンを取り出す型崩れしにくい。

[ポイント]
※焼き上がり後、マフィン型に入れたまま冷ますと、マフィン表面のカリカリの食感が失われる。

コツは、なかなか写真や文字では伝わらないので、将来的にオンライン教室などを開催したいと考えています。