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こちらは、ニュージーランドでの留学に関心がある方のためにご紹介します。
ニュージーランドの教育システムは、日本とは異なるため、聞き慣れない用語が少なくなりません。
この国における資格などを管轄する政府機関である NZAQ (New Zealand Qualifications Authority)が、以下のような NZQF (New Zealand Qualifications Framework)を定めています。
[The List of Qualification types on the NZQF]
○Level 4: Certificate(サティフィケイト):短大卒業レベル
○Level 5-6: Diploma(ディプロマ):大学1年目修了レベル
○Level 7: Bachelor’s Degree(バチェラーズ・ディグリー):大学卒業レベル
○Level 8: Postgraduate Diploma(ポストグラジュエイト・ディプロマ):修士課程から修士論文・卒業研究のみを省いた修士課程修了レベル
○Level 9: Master’s Degree(マスターズ・ディグリー):修士課程修了レベル
○Level 10: Doctoral Degree(ドクトラル・ディグリー):博士課程修了レベル
私がこちらで修了したDiploma in International Cookery*1 and Patisserie*2Level 5の中で、レベル5の単位は全てが実技を伴わない研究課題だけでした。そして、料理・製菓・製パンに関する論理・実技は、全てレベル4以下でした。
*1:クッカリー(料理) *2:パティサリー(菓子製造)
修士課程で学びたいと考えたことがありましたが、当時のChef Tutor(シェフ講師)から、実技に関することを習得するのはLevel 4までだと聞き、技を向上させるためには、現場で経験を積むのが確実だと思った記憶があります。
確かに、Level 4までは in a commercial kitchen(業務用厨房における)とありますが、Level 5では、 in the hospitality industry(接客サービス産業における)」となり、現場レベルよりも経営レベルの研究になるようです。
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