私の人生に大きな影響を与えたのは、オーストラリアとスクーバダイビング、そして、ヒーリングとの出会いです。これらのどれか1つが欠けても、今の自分はいなかったと断言できます。今回は「その1」として、オーストラリアと私の出会いをご紹介します。
人それぞれに「人生のターニングポイント (Turning Point in My Life)」、すなわち、人生の転機は、必ずあるはずです。人生は三択と言われますが、人生における様々な節目で選択した結果が、現在に繋がっているのですね。
しかし、その結果に、善し悪しは存在しません。ただ、その時の表面意識が好んだ結果は「善い」、好まなかった結果は「悪い」と区分けしているだけなのですね。両方とも、自分の深層意識が必要としていた体験にしか過ぎません。
事実、その時は「悪い」と感じたことでも、後に「善い」と感じることも、また、その逆もあります(多数体験済)。しかも、それは、何度も輪廻転生を繰り返した後、何百年後に、やっと気づくことさえもあります(体験済)。だから、己が所有する時空を広げる必要があるのですね。
今から約30年前、私はシドニーの英語学校に通っていました。当時、クラスで「人生のターニングポイント (Turning point in life)」について話し合う機会がありました。他のクラスメートも私も「オーストラリアへ来たこと」がターニングポイントだと語っていました。
オーストラリアへ行かなければ、スクーバダイビングを始めることはなかったでしょう。憧れはありましたが、「実現することのない夢」でした。しかし、「旅行でグレートバリアリーフに行くなら、体験ダイビングではなく、事前に講習を受けた方が楽しめる」と聞き、とても軽い気持ちで始めました。
その約10年後、日本でインストラクターをしていた頃、お客さんの大半は、「サンゴの海に潜りたくてダイビングを始めました」と熱く語っていました。そのため、自分が始めた理由を話すことは、はばかられたのを思い出します。
もし、インストラクターなっていなければ、当時、家内が所属していたダイビングのプロショップへ行くこともありませんでした。そして、そのプロショップへ行かなければ、ヒーリングと出会うこともありませんでした。その時の自分が選択した1つ1つが、現在に続いています。
「オーストラリア」と「スクーバダイビング」、そして、「ヒーリング」は、家内との共通事項です。そして、これらのどれか1つが欠けても、自分が作ったものを喜んで食べてくださる方の姿を見ることが、己の喜びになることにも気づけませんでした。ましてや、人生の折り返し地点を過ぎた年齢にもかかわらず、異国の地で新しいキャリアを始めようとは思わなかったでしょうね。
何だか、目には見えない存在から「飴」と「鞭」を小出しにされ、気づいたら、日本からオーストラリアを経由してニュージーランドまでたどり着いてしまったように感じます。今回は、私の人生に大きな影響を与えた「オーストラリア」と「スクーバダイビング」、そして、「ヒーリング」のうち、その1として、私とオーストラリアとの出会いをご紹介しました。
[参考ブログ]True-Story:人生のターニングポイント – その2 – スクーバダイビングとの出会い
[参考ブログ]True-Story:人生のターニングポイント – その3 – ヒーリング(オーラリーディング)との出会い
今回も最後までご覧いただきありがとうございます。
Tadashi
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