True-Story:東伊豆リトリートで見つけた「広く浅く」生きる喜び ─ 人生の転機とともに歩む、心と体がほどける日々


東伊豆での暮らしが教えてくれたこと

東伊豆のリトリートで働き始めて、気づけばもう3年半。
地元の直売所には朝採れの野菜、スーパーにも朝どれの魚が並び、大自然の恵みを日々の暮らしの中で感じています。
かつてよく潜っていたダイビングスポットもすぐ近くにあり、懐かしさと心地よさが共存するこの場所は、私にとって“再出発の地”となりました。

「終わり」は、いつも「より良い始まり」だった

48歳の時、それまで5年暮らしたオーストラリアから、単身でニュージーランドへ渡り、シェフ兼パティシエとしてゼロからの挑戦を始めました。
そしてコロナ禍の中、58歳で日本に帰国。これが私にとって3度目の「この世の終わり」でした。

  • 1度目は、技術士の仕事を辞めたとき
  • 2度目は、オーストラリアでの道が閉ざされたとき
  • そして3度目が、この帰国

けれど今振り返ると、どの「終わり」も、新しい人生の扉を開くための通過点だったのだと感じています。

願いは、具体的に描けば現実になる

帰国後、私に用意されていたのは「断食リトリートのゲスト担当」という新たな役割でした。実は、ニュージーランドで働いていた頃から「いつかリトリートで働きたい」と心に描いていたのです。

「具体的に望めば、必ず叶う」——これは、私の人生を通して何度も実感してきたことです。結婚相手も、仕事も、住む場所も——すべてが、心から望んだ通りに形になってきました。

思い詰めてしまうと、「誰でもいい」「何でもいい」「どこでもいい」と妥協しがちですが、そうなると結局「思った通り」には何も得られない。だからこそ、願いはできるだけ具体的に描くことが大切なのだと、今は確信しています。

「広く浅く」生きることの心地よさ

最初は施術スタッフとして採用されましたが、半年後にはゲスト担当も兼ねるようになりました。今では、朝のストレッチや散歩のガイド、施術、フロント業務、講座の開催など、さまざまな役割を担っています。

講座では、自分の経験をもとに「思い込みを手放す方法」や「心と体を癒す食生活」についてお話しし、参加者から「気づきになった」との声をいただいています。さらに、ありがたいことに、私のヒーリングを希望してくださるリピーターの方も少しずつ増えてきました(実は裏メニューなのですが…)。

かつてヒーリングの恩師から「あなたは“狭く深く”よりも“広く浅く”の方が満たされるタイプ」と言われたことがあります。確かに、ひとつのことに没頭しすぎると、どの仕事でもストレスを感じやすくなっていました。でも今は、いろいろなことをバランスよく楽しみながら取り組んでいるので、ストレスとは無縁の毎日です。

すべての体験が「今の私」をつくっている

ニュージーランドを去るとき、「この10年は何だったのだろう」と涙が止まりませんでした。でも今は、あの経験があったからこそ、今の自分があると心から思えます。

この場所に導かれたのは、必要な体験をするためだったのかもしれません。先日、オーストラリアから一時帰国してまでこのリトリートに来てくださった方が、「こんな場所はオーストラリアにはない」と話してくれました。北海道や沖縄など、遠方から訪れる方も多く、ここが特別な場所であることを日々実感しています。

人生は、いつでも書き換えられる

「広く浅く」生きることは、私にとって“自由に呼吸する”ような生き方。
その時は「耐えがたい」と感じた経験でさえ、今の私を支える大切な土台になっています。
東伊豆の豊かな自然と人の温もりに包まれながら、私は今日も、自分らしいリズムで日々を重ねています。もしかすると、「生きている」というより、「生かされている」のかもしれません。

日本では「人生は20歳で決まる」と思われがちですが、世界を見渡せば、人生の再スタートはごく自然なこと。
子育てを終えてから大学に通い、カウンセラーになる人。
弁護士や教師から、料理の世界に飛び込んで有名シェフになる人。
海外では、年齢に縛られず、自分の人生を自分で選び直す人がたくさんいます。

<参考> 以下のブログ記事で、私に多大な影響を与えたテレビ番組「MasterChef Australia(マスターシェフ・オーストラリア)」を通じ、当時、教師から転向したシェフと弁護士から転向したシェフの言葉で勇気を与えた話を紹介しています。

True-Story:私に多大な影響を与えたMaterChef Australia

私が48歳でシェフ兼パティシエの道に進むと決めたとき、父からは「その歳じゃ遅すぎる」と言われました。でも、今ならはっきり言えます。

——遅すぎることなんて、何ひとつない。何事も、やってみなければ始まらない。


失敗を恐れず、自分の心の声に耳を傾け、自分を信じて諦めずに進めば、道は必ず開けていきます。

そのとき大切なのは、

  • 自分の魂がワクワクすることかどうか
  • 周りの人にも喜ばれることかどうか
  • そして、倫理や道徳に反していないかどうか

そしてもうひとつ。
人生は、何度でも「本気度」を試してきます。
「それでも、命をかけてやりたいことか?」と。

その問いに、静かに、でも確かに「はい」と答えられるかどうか。
それが、人生を自分の手で書き換える第一歩なのだと思います。

まとめ

人生は、何歳からでも、どんな状況からでも、書き換えることができます。
東伊豆のリトリートでの仕事や暮らしを通じて、私は「広く浅く」生きることの歓びや、年齢にとらわれず挑戦することの大切さを実感しました。
心の奥から湧き上がるワクワク感や、本気度を試される瞬間を大切にしながら、これからも新しい一歩を踏み出していきたいと思います。

あなたも、深呼吸するように、人生をリライトしてみませんか?

気になった方は、ぜひ東伊豆のリトリートを体験してみてください。あなたの人生の転機や、広く浅く生きる歓びについて、コメント欄でシェアしていただけたら嬉しいです。

今回も最後までご覧いただきありがとうございます。

この記事が、あなたの新しい一歩のきっかけになりますように。

Tadashi

Tadashi

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