プロのヒーラーシェフ兼パティシエが、簡単手作りマヨネーズの作り方をご紹介します。失敗経験から学んだ、分離しない作り方もお伝えします。また、「ブレンダー不要」と言うか、使用する卵黄が少量のため、ブレンダーが使えません。
マヨネーズ(Mayonnaise)は、油と酢、卵などで作られる乳化されたドレッシングです。卵が天然の乳化剤の役割を果たします。卵黄だけを使う場合が多いです。必要な器具は、ボウルと泡立て器だけです。
最近、海外では、Japanese Mayonnaiseとして呼ばれ、ニュージーランドでも近所のスーパーで買うことができます。しかし、地元産のMayonnaiseの方が安く買えます。ただ、日本人には甘く感じ、やぱり、日本のマヨネーズが恋しくなります。
以下のブログ記事でご紹介している身土不二(しんどふに)の視点では、輸入品を買うより、地元の食材で自家製した方が、身体・財布・地球環境に優しいと言えます。また、卵黄を使った後に残った卵白も活用すれば、一物全体(いちぶつぜんたい)にもなり、更に優しくなります。
※卵白の活用方法は、作り方の後でご紹介しています。
[参考ブログ]Info:丸ごとの旬の地場産食材は身体・財布・地球環境に優しい!
以下にマヨネーズの材料と使用器具、手順をご紹介します。以下の分量で、大さじ7杯程度のマヨネーズが出来上がります。これよりも多く作る場合、電動のブレンダーやミキサーの使用をお勧めします。
なお、出来上がったマヨネーズは、冷蔵保存して、1週間程度で使い切るようにしてください。冷蔵庫に入れると、仕上がり時よりも固めになします。緩めにしたい場合は、少量の熱湯を加えながら、素早く混ぜ合わせて調整します。
○卵黄:1個
○リンゴ酢:小さじ1杯(5ml)
※お好みの酢で代用可
○海塩:小さじ1/2杯(2.5ml)
○ひまわり油:100ml
○レモン汁:小さじ1杯(5ml)
○海塩、挽き白コショウ:少々
<参考:使う油の種類について>
身体に優しい植物油については、以下のブログ記事をご参照ください。加熱用油よりも選択肢が広いです。なお、オリーブ油は、香りが強いので、使う場合は、油の半量までとして、他の無香油と混ぜて使うことをお勧めします。
[参考ブログ]How-To:賢い脂分の摂取方法+Info:なぜ揚げ物は身体に良くない?
ボウル(アルミ製を除く)、ミ二泡立て器、計量スプーン、計量カップ 等
失敗しないコツは、全ての材料の温度を同じにして、必ず、油を加える前に、卵黄に酢と塩を加えてよく撹拌させることです。卵黄と酢、塩が混ざることで、乳化作用が働き易くなります。
マヨネーズに卵黄を使った後に残った卵白は、残った卵白は、捨てずに有効利用してくださいね。以下に活用法のアイディアをご紹介します。
卵白を脂分のないボウルでよく泡立てて(ボウルに脂分が付いていると泡立ちません)、お好み焼きやホットケーキに入れると、フワフワに仕上がります。小麦粉と水分の比率は、1:1です。お好み焼きは「だし汁」、ホットケーキはお好みの「ミルク」を使います。
本サイトでご紹介している「アーモンドビスケット」は、卵白1個とアーモンド粉1カップ(250ml)などで5~6個分ができます。
[参考]
体心魂に優しいカフェレシピ | カフェベーキングレシピ | アーモンドビスケット
アーモンドビスケット(グルテンフリー、デイリーフリー)のレシピです。 焼きたては、外側がサクサクで、中はチューイーな食感がやみつきになります。
プロのヒーラーシェフ兼パティシエが、ブレンダー不要で、簡単手作りマヨネーズの失敗しない作り方をご紹介しました。分離しないコツは、材料を同じ温度にして、必ず、油を加える前に、卵黄と酢、塩をよく混ぜ合わせることで、また、冷蔵庫で保存すると、多少固めになることもお伝えしました。
今回も最後までご覧いただきありがとうございます。
Tadashi
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