Truth:一つの勤め先に三~四年間は留まれば、仕事は評価される?

Piha(ピハ), Auckland, New Zealand

(※2018年8月19日に旧ブログへ掲載した記事を移転しました)

サティヤサイオーガニゼーションジャパンによる「今日の御言葉」にあった「一つの勤め先に三~四年間は留まれば、あなたの仕事は評価される」という内容をご紹介します。だから、「石の上にも三年」なのですかね。

ここオークランドにあるカフェの厨房で、働き始めて4年が過ぎようとしています。毎朝、チーズスコーンを作ってきましたが、徐々に「評価」されるようになったと感じます。今、振り返ると、全て、この地でシェフ兼ベーカーとして働くためにあったように感じています。

10代の頃、男のくせに、料理が好きでしたが、製菓の方がもっと好きでした。50歳を目前に、留学を決心したのも、料理だけでなく製菓・製パンも習得できるコースだったことが大きく影響しています(ちなみに、現在、このコースは無くなっています)。

そして、どのような食の提供を目指しているのかが、自分の中で明確になった時、50歳を過ぎて経験もない自分が、今の職場で働けるようになりました。

キッチンハンドからのスタートでしたが、1ヶ月ほどでベーカーとして働くようになり、その後、シェフ兼ベーカーとなりました。前の経営者の時は、今よりも店が暇で、自分にとって、慣れるために最適だったと思います。


経営者が替わり、ベーキングの傍らに料理を手伝う形に変わりました。しかし、昨年10月から、平日2日間、単独で厨房を切り盛りするようになりました。

そして、2回ほど、約1ヶ月間、週末だけ臨時シェフの手助けがあったものの、食材の発注・管理から調理に至るまで、単独で担当する経験もありました。現在、シェフの仕事の合間に、ベーカーの仕事を行っている状況です。

去年よりも店が忙しくなる中、シェフの人員は減っているので、負荷は高まっていますが、忙しさを「楽しむ」コツが分かってきた感じです。少し前までの、疲労困憊する感覚はなくなりました。

多くの聖者と言われる方々は、「いつも幸せでいなさい」とおっしゃいます。「そうしたいけど、なかなか無理」と周りの状況を理由にしていた自分がいました。しかし、「現実」というマーヤ(幻)の空間で、ただ、ロールプレイングゲームをやっているだけだと思えば、とても深刻になる必要はないと気づかされました。

しかも、今世の自分の「キャラクター(プレイヤーキャラクター)」は、生まれる前に、自分の魂が望んで決めたもの。言い換えれば、「この自分の顔・体と心でも幸せに生きる」と自分で決めたのですよね(「自分のここがいやだとか、許せないとか」言っている場合じゃないと・・・)。

それから、エネルギー(氣)を低めること(自分や他者に対する批判や不平・不満、心配)は減らし、高めること(感謝、笑顔)を増やすように心がけるようにしています。エネルギー(氣)は、物質の波動としてとらえると、分かりやすかったです。

同じ労力を使ったとしても、波動が高いか、低いかで、結果は全く違う気がします。最もショックだったのは、自分の波動が低いと、周りの迷惑になるということです。

⾼江洲薫先⽣から教わったエネルギーを高めるワークの中に、「頭は良いことを考え、目は良いものを見て、鼻は良い香りを感じ、口は良い言葉を発し、耳は良いことを聞き、両手両足は良いことのために使い、ハートを愛で満たし、お腹を喜びで満たす」というものがありますが、波動を高める上で不可欠だと気づかされました。

また、人生は、自分の至らなさを省みて、それを受け入れた上で、慈愛の心を育むように自助努力し続けていると、「宇宙の法則」や「大自然の法則」で言われているように、まるで大いなる存在(宗教で言う「神」)からの力を受けやすくなるということに気づかせるためにあるように感じています。

あと1年、シェフ兼ベーカーとして修業し、5年間の実務経験を積んだら、いよいよ、次の段階へ進もうと考えています。確かに良いことを考えると、なんだかわくわくしてきますね。50歳を過ぎて、やっと「人生の荒波」を「楽しむ」覚悟ができてきたような・・・。


サティヤサイオーガニゼーションジャパンによる「今日の御言葉」(2016年9月16日)から全文引用

正しいのは、一つの勤め先に三~四年間は留まることです。

そうすれば、あなたの仕事は、おのずと評価されるでしょう。

― サティヤ サイ ババ

編集:サティヤ サイ 出版協会
発行:サティヤ サイ オーガニゼーション ジャパン

サティヤサイオーガニゼーションジャパンによる「今日の御言葉」

今回も最後までご覧いただきありがとうございます。

Tadashi


Tadashi

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