True-Story:まずは「自分に優しく」から始めましょう

(※2011年6月29日に旧ブログへ掲載した記事を移転しました)

私は「自分に厳しく、他人に優しい」が美徳だと思っていました。しかし、「自分に優しく」と「自分に甘い」は同じではなく、本当の意味で「自分に優しい」とは、どんな失敗をしたとしても、自分を責めたりせずに、絶対に自分には出来ると最後まで信じることだと教わりました。まさしく「自信」とは「自分を信じる」ことだそうです。

八丈島, 東京都

自分に優しくない人が、他人に優しく出来るものでしょうか。仮に出来たとしても、それは表面的でしかなく、苦痛でしかないと思います。確かに自分の過去を振り返ると、いつも出来る自分だけ認め、出来ない自分を責めていました。

自分を信じていないから、他人からの評価ばかりに囚われ、自分らしさを抑えて、とても窮屈な思いをしていました。唯一の救いは、家族にだけは自分の素を出せたことですけども。

アルケミストで学び始めて5年以上が経ち、いろいろな事を学び、その中で様々な気付きがありました。その中で、「どんな自分も見捨てない、自分の容姿も、自分の弱点も、全てを受け入れる」と決心しました。

言うは易く行うは難し。なかなか全てを受け入れるのは容易ではありませんが、少しずつでもその割合が高まってきました。私は完璧主義の方ですが、逆に完璧で非の打ち所がなかったら、周りが疲れてしまいますし、完璧だったら人間はやっていませんしね。

自分で「ああ、失敗した」と思った時、以前なら「オマエ何やっているんだよ!」と自分を責めていましたが、「キミは頑張っているよ。キミならきっと出来るよ。」と優しい言葉を掛けるように心がけています。

少しずつですが、周りに対しても以前よりも優しい気持ちを持てるようになりました。やっぱり、自分に優しく出来なければ、家族や友人、ましてや他人に優しく出来るものではありませんね。

世の中、自分のことを棚に上げて、周りを非難しがちです。その方が楽ですからね。他人を変えるより、自分を変えた方が早いのは確かですね。優しい気持ちが、自分から家族、地域、国、世界、宇宙と広がっていったらなぁと思えるようになりました。

このように考えられるようになったのも、ここサンシャインコーストはカランドラの大自然に囲まれて暮らしているお陰と感謝しています。

今回も最後までご覧いただきありがとうございます。

Tadashi


Tadashi

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