(※2011年2月12日に旧ブログへ掲載した記事を移転しました)
普段思わず、「あの人は良い人だ」とか「あの人は悪い人だ」とか、口にしていることはありませんか。以下のメッセージを心の師から頂いた時、「世の中には良い人も悪い人もいない」という事に気付きました。
正義と悪は常に一対となって世の中にはびこっています。
善者は人に喜ばれ、悪者は人から忌み嫌われます。
私たちの差別感は、どちらが正しくてどちらが間違っているか、すなわち善か悪かで判断して、その上で相手に烙印を押すのです。
あなたが正しいと思う事は何ですか。
あなたが間違っていると思うことは何ですか。
あなたの正しいと思う事は、神の目からみても正しいことですか。
それよりもあなたの独りよがりの正義に基づいて、判断しているのですか。
善悪や正しいか間違っているかで、争いが生まれ、やがてそれは収拾のきかないほど大きなものになってしまう事が世の常です。
(以降省略)
これを聞いた時、頭を殴られたような衝撃を感じました。確かに、私自身、独りよがりの正義感で、勝手に善悪のレッテルを貼っていたかもしれません。自分が気に入らなければ相手の悪を探し出し、気に入れば相手の善を探し出し・・・というように。
これは、恋愛時代には相手との共通点や良いところを探し出し、結婚後は相手との相違点や悪いところを探し出すのと同じように思います。
世の中には、収拾のきかないほど大きくなってしまった争いがたくさんありますが、その原点はこれなのだと思います。自分も完璧ではないし、相手も完璧ではない。「自分は完璧でなければならない」と思っていると、他人から批判されると不愉快になるし、相手にも完璧を求めてしまうものだと思います。
自分も含めて、良いところをどんどん大きくして、弱点は認めて許せるようになりたいと思います。まずは自分の中から「平和」を始めます。
[参考ブログ]Truth:「良い人」も「悪い人」も、ただの幻?
今回も最後までご覧いただきありがとうございます。
Tadashi
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