(※2011年1月6日に旧ブログへ掲載した記事を移転しました)
「困った時の神頼み」とは、「普段は信仰心もないような人が、困った時にだけ神様を頼りにするという浅はかな行為」を意味しますが、人生には様々なピンチが起こり、自分でだけではどうにもならない時もありますよね。でも、諦めるのはまだ早すぎます。自分で出来ることを最大限にやった後は、神頼みです。
「ハイヤーセルフ*1(higher-self)」は、私たちそれぞれにいて、常に見守り、導き、私たちの進化と成長を助けてくれています。このハイヤーセルフやそれぞれが信じる存在(神や仏)にひたすらお願いするのです。
*1:ハイヤーセルフ(higher-self)とは、⽂字通り「最も⾼い⾃⼰」です。その定義は、⼼理学的や精神的、神霊的などにより、様々です。私たちの神聖なる本質であり、⼤いなる⾃⼰、己の魂が最も理想とする自己です。ハイヤーセルフは、私たちを常に⾒守り、導き、私たちの進化と成⻑を助けてくれています(宗教ぽいと思われる⽅もいらっしゃると思いますけど)。
ハイヤーセルフは何をしても見捨てはしないのだそうです。しかし、自由意志が原則のため、願わなければ、助けることが出来ないシステムなのだとか。これはヒーリングの師匠でる⾼江洲薫先⽣から教わったことですが、多くの人を幸せにするためのことは、誰も邪魔することは出来ず、そのために必要な健康・経済・能力などは付随するものだそうです。
しかし、自分のためだけに「健康になりたい・お金持ちになりたい・能力を発揮したい」と願っても、駄目なのだとのことです。これは単なる道徳観ではないようです。自分の人生を振り返って、確かにそんな気がします。
私は特定の宗教を信じているわけではありませんが、いつも何かに守られていると感じていました。ある時は「失敗した」と思った事も、後になるとそのお陰で今の自分があると思える事が多くあります。ピンチはチャンスという感じでしょうか。
表面的な意識とは別に、常に間違った方向へ行かないように導かれているのだと確信しています。それから、無意識にその導いて下さっている存在に感謝しつつ、願っていました。
最近では、目先の事で一喜一憂せず、本来の道に進むために必要な体験と考えるようにしています。全てに於いて、時期があると言われます。よく師匠が「慌てない。焦らない。諦めない。」と言います。「まずい!」と思った時は、この言葉を思い出すようにしています。それから、「後戻りしない」も・・・。
最後に1つ。願いが叶った際に、感謝をすることをお忘れなく。多くの方が、困ったときにだけ願い、叶うと感謝することを忘れてしまうのだそうです。確かに、初詣の時もお願いばかりで、叶ったことに対する感謝はつい忘れがちです。
喉元過ぎれば熱さを忘れるというのでしょうか。何事も感謝、感謝です。新年にあたり、愛しい家内に対してもっと感謝しないといけないかなとちょっと反省しています。自分の本当の気持ちは、パートナーを通じて知ることが多いのですから・・・。
[参考ブログ]Truth:全託の祈り
今回も最後までご覧いただきありがとうございます。
Tadashi
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