(※2020年9月8日に旧ブログへ掲載した記事を移転しました)
サティヤサイオーガニゼーションジャパンによる「今日の御言葉」の中にあった「波(全ての魂)は海(神)の一部」という御言葉をご紹介します。神を「海」に例えるならば、全ての魂は海上の「波」だったのですね。そして、全ての「波」を体験するために、輪廻転生を繰り返しているのですね。
⾼江洲薫先⽣から「宇宙の創造主(宗教で言う神)から発した魂は、鉱物、あらゆる植物、あらゆる動物を体験し、そして、人間の体験を繰り返し、最後は、自ら宇宙の創造主になる」という話を伺ったことがあります。
今世の自分でさえ、永遠に続くように錯覚しがちですが、ただ、短い時間だけ名前と姿を持つだけで、やがて、波のように消える定めだったのですね。それにもかかわらず、少しでも自分の思い通りにならないと「容姿がどうの、性格がどうの・・・」と自分や他者を責めたり、批判したりしがちです・・・。
重要なことは、いろいろな「波」があることを知って、それを体験するだけだったのです。それを経なければ、ゴール(自らが宇宙の創造主)には近づけないのですね。
あなたは神である海の懐のひとつの波にすぎません。
それを知り、それを経験すること
――それが完成であり、ゴールです!すべての波を知り、それから、波は海に他ならず、
ただ短い時間だけ名と姿を持って現れ、
そして消えていく、
ということに気づきなさい。― サティヤ サイ ババ ⼈間的五⼤価値 P63
編集︓サティヤサイ出版協会
発行︓サティヤサイオーガニゼーションジャパン
数ヶ月前に旅立った母も、自分と同じように海の「波」の1つなら、同じ海の一部のわけですね。しかし、私のような凡人には、今世だけでなく、過去世での執着が、この真理の理解を根強く邪魔しています。まだまだ足りない体験がたくさん残っているという意味ですね。でも、焦らずに自分のペースで進みます。
今回も最後までご覧いただきありがとうございます。
Tadashi
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